森くんのこと。
2014年3月9日。森広隆ワンマン、@渋谷O-West。


今年も行って来た。

Dr. 佐野康夫
Bs.紺野光広
Key.河内肇


2011年、これまた佐野さんがドラムだった時にも僕は行っていたらしいw


ってかあれから3年とか(笑)

いや、笑ってる場合じゃないw



いや素晴しかった。鶴の神田くんが。この日のことをブログにしたためているのを見て。

「あ。やはり目にするきっかけはTwitterやFacebookだったとしても。人の心が本当に動くのはこういう、手間と心が関わった瞬間なのかも」



と思って。今年もブログに書いています。


神田くんも「何度か、泣いた瞬間があった」と書いていたが。




ってかあの人、どこに居たんだ。関係者エリアに居たらたぶん気付くと思うんだが。

もしや1Fで観てたのかな。


だとしたら、さらに森広隆マニアだ。


僕も出来れば次回からは1Fで観たい、と本番中ずっと思っていた。
関係者エリアでは、あの彼の世界、森くんの世界は楽しみ切れない。


おそらく似たようなことを感じたであろう、隣にいた川本真琴さんは。
何度か席を移動しながら、時折楽しそうに歓喜の声を上げていた。


2Fだと、全体の低域が若干膨らんで回って来るのでボーカルの良い帯域が届いて来なくて。
例えば、言葉が聴こえて来づらい、とか。唄のハイの部分に若干ストレスがある。


しかし、上から観ているという利点として。プレイヤーの一挙手一投足が手に取るように見える、というのはある。

ほぼ生音、というかプレイヤーのフットモニターのバランスを含めて聴こえて来る感じがあるからかな。



同じく隣で観ていらした、日本が誇る大プロデューサーK氏は「何であんなにハイハットが聴こえてくるの?」とさかんに僕に聞いて来る。

佐野さんのドラムの、音量のバランスの素晴しさ、強弱のアクセントの絶妙さ、しなやかさ、みたいなものが手に取るように伝わって来るんだ。





...そうそう。泣いた瞬間。

これについて書きたかった。これはTwitterでは伝わらない。




開演して、バンドメンバーがステージに板付いて。

音が鳴り始めて。



数分で僕は涙が溢れていた。



森くんが刻む、エレキギターのカッティング、コードワーク。

そこに突っ込み気味に食い込んで来る佐野さんのグルーブ。まずはその2つがもの凄い意思を持って攻め込んで来る。



そして森くんの音楽の、良い部分を知り尽くした紺ちゃんの低音が。会場を揺さぶりつつも安定させる。

まだまだ、と言わんばかりに手を出さずに見ていた河内くんの鍵盤が、全てのグルーブをその卓越したテクニックでまとめ上げる。



それらが絡まる瞬間。
なんだろう、どこに触れるんだろう。自分の音楽的な何処かの琴線なんだろうと思う。

よーく知った顔の面々が紡ぎ出すそのアンサンブルに、涙が出てしょうがないシーンが何度か、あった。



で、そういったシーンの直後の客席のリアクションはやはり違う。

ざわざわする、瞬間がたびたび訪れる。



それが、そういうシーンがあるたびに、その周期が波になって徐々に大きな熱を帯びて、そして。

ライブだけで感じる事が出来る、あの大きなエネルギーのうねりが生まれる。




最後に森くんは「3年後、野音を目指します」

と言ってステージを降りた。



もちろんまだまだ、課題は多いと思う。


あの、エネルギーのうねりをもっとコントロールしている姿を観たい。
森くん自身が、もっともっとあのライブの全ての瞬間に酔いしれている様を観たい。


エンタテインメントとして。様々な演出も構成する事が出来る、予算も使う事が出来る、恵まれた環境で創り上げられる、素晴しいライブがたくさんある今のこの世の中で。


勝っていくにはそれは課題も多いだろう。




同時に、自分の感性を信じるなら。




この人の音楽なら行ける。絶対行ける、



と、あの2F席で思っていた。

グルーブだけで泣けてしまう音楽を創るこの人だから、


そのサウンドが野音で鳴る日を、と信じたいと思った。





| WORKS | 馬場一嘉 | 05:54 | comments (0) | trackback (x) |
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